プラセンタサプリの正しい摂取量はどのぐらい?

プラセンタサプリはどのぐらい飲めばいいのでしょうか?

プラセンタサプリというものは世の中に沢山の商品があります。
仕事柄、たまに他のプラセンタ商品の広告などを見ることがあります。
ただ、一粒にどれだけのプラセンタ原末が入っているのかを分かりやすく記載している商品が少ないので、きっと消費者の方々もあまり気にしていいのが現状なのではないかと思います。
例えば1日2粒と書いてあれば2粒飲んで実際に自分がどのぐらいのプラセンタ原末を摂取しているか気にしている方は少ないと思います。

それに、ここからが大切なポイントですが、すべてのプラセンタ原末を一般化して”プラセンタ原末は1日にこれだけ飲めば大丈夫”という数字が出せません。ビタミンCやコラーゲンはそういう数字を出すことが可能です。なぜなら、A社のビタミンCもB社のビタミンCも質は同じだからです。
プラセンタ原末がそれができないのはA社のプラセンタ原末とB社のプラセンタ原末は質が全く違うからです。

プラセンタ原末にする前は液状のプラセンタエキスになっています。このプラセンタエキスがA社のものとB社のもので質が違います。
例えばA社のものには有効成分が10種類それぞれ10入っていて、B社のものには5種類それぞれ5しか入っていなければ同じプラセンタ原末350mgでも全く異なるものになります。
そういう理由でビタミンCのように一般化して「プラセンタサプリの正しい摂取量は○○○mg」のような表現はできません。

JBPプラセンタエキスから作ったJBPプラセンタ原末の正しい摂取量は?

JBPプラセンタエキスはプラセンタ注射剤ラネンネックと同じ抽出方法のプラセンタエキスです。
前にも書きましたが、JBPプラセンタサプリの最初の製品はヒトプラセンタエキスを使ったラエンネックP.Oです。
定期的に病院に通ってプラセンタ注射を受けられない患者様のために開発されました。ヒトプラセンタ原末が1粒350mg入っています。ちなみにラエンネックは原末換算すると1アンプルに110mgほど入っています。注射と服用では効き具合が違いますので、力価はこのように換算されました。

 ヒトプラセンタ原末700mg(2粒)= ラエンネック1アンプル(2cc)

日本国内でサプリにヒトプラセンタエキスは使用できません。ですので、生物学的にヒトに近いブタプラセンタを使ったポーサイン100(1粒にブタプラセンタ350m含有)を医療機関様向けに開発しました。
こちらは1日3~6粒をお勧めしています。ヒトとブタは違う生き物なのでヒトプラセンタサプリより多目をお勧めしています。

ヌメロトワラミュレットプラセンタサプリは馬プラセンタ原末でポーサイン100と同じ1粒に350mg含有しています。当たり前ですが病気などの治療が目的ではないので1日2粒~4粒をお勧めしています。でも1粒でも「肌がしっとりする」というご感想をいただいています。

前にも書きましたが美容目的であればプラセンタ注射も毎日受ける方はいらっしゃらないと思います。だいたい多い方で週2回2~4アンプルぐらいでしょうか。であれば、必ずしも毎日飲む必要もないかもしれません。

ただ、ひどく肌荒れしているとか、年齢的な身体や肌の変化がとても気になるという場合はイニシアティブロードと言って、飲み始めは毎日多目4粒から6粒お飲みいただいて状況が落ち着いたら徐々に量や頻度を減らすという方法がいいかと思います。

プラセンタサプリを選ぶときはきちんとしたサインエンスに基づいた抽出方法で作られ、摂取量にもサイエンスがあることがとても大切だと思います。

なぜなら5年後、10年後に「私はB社のプラセンタサプリずっと欠かさず毎日飲んでいたのに、A社のプラセンタサプリを飲んでいる彼女とどうして違うのかしら?」と思ってからでは正直遅いです。遅すぎることはないですが、色々な意味でもったいないと思います。