プラセンタサプリを選ぶ時に見るべき3つのポイント、そしてスルーすべき3つのポイント

プラセンタサプリがお肌や身体のエイジングケアのためのものとして注目されるようになってどのぐらいになるでしょうか?世の中にはたくさんの「プラセンタサプリ」があふれています。そしてたくさんの長々とした説明のサイトがあふれていますね。(弊社のサイトもそうですが......すみません....。)

「もう何を基準に選んだらよいのかわからない~!!」という叫びに近い声なき声!?をよく聞きます。

そこでお答えします。

プラセンタサプリを選ぶ時に見るべき点は3つです。

  1. 原料:何の胎盤なのか
  2. 1カプセルに含まれるプラセンタエキス純末の量
  3. プラセンタの低分子成分だけのプラセンタサプリなのか中分子、高分子の成分も入ったプラセンタサプリなのか

スルーすべき点(商品の広告や説明文で無視すべき点)3つです。

  1. XX倍濃縮
  2. プラセンタXX,000 mg含有(やたら大きい数字)
  3. プラセンタについての説明-「プラセンタにはこんな良い成分が入っています」的な表現

まずは見るべき点についての説明です。

  1. 原料によってやはり効果は違います。美容目的もあるのであれば馬がお薦めです。
    これは自分自身で豚プラセンタ歴12年、馬プラセンタ歴10年で検証した結果です。
  2. その商品のサイト内で1カプセルに含まれるプラセンタエキス純末の量がわからないようであればその商品は買わない方が良いでしょう。なぜなら書けないほど少ないか或いはプラセンタエキス原末の中に湿気除けの為のデキストリン等が入っているかもしれません。
    ※液体であるプラセンタエキスを粉末にする際にスプレードライ法の場合、湿気除けのためにデキス トリンなどを入れます。そうするとプラセンタ原末の量を表記する場合デキストリンも含まれた量になり、純粋にプラセンタエキス純末だけの量ではないということになります。但し、成分表に デキストリンなどの成分も表記義務がありますから入っているか入っていないかのチェックは可能 です。
    ※※上記の理由でこのサイト内では純粋にプラセンタエキスだけを乾燥させたものをプラセンタエキス純末と表記します。
  3. 低分子の成分だけのプラセンタサプリにはプラセンタの最大の魅力的な成分の細胞増殖因子(成長因子、GF)が含まれていません。細胞増殖因子は中分子から高分子です。でも低分子だけのプラセンタサプリが偽物のわけではありません。これもレッキとしたプラセンタサプリです。
    何故ならばプラセンタ注射剤にはラエンネックとメルスモンがあります。メルスモンはプラセンタの成分の中の低分子の成分のみを抽出する方法で作られています。一方、前のブログでも書きましたがラエンネックは高分子、中分子、低分子の成分がバランスよく含まれる抽出方法で作られています。この抽出方法がラエンネック製法といわれる方法です。(もちろん低分子の成分の量もメルスモンにに負けていません。)

さて次はスルーすべき点の説明です。

  1. XX濃縮:これは正直意味不明です。
  2. プラセンタxx,xxx mg含有。よく考えてみれば万単位のmgが一つのカプセルに入るわけがないですね。(ヌメロトワのサプリは1カプセル350mgですが、これが限界量です)ただこれの意味はわかります。プラセンタの原料でいうとこれだけの原料を使っているということです。でもなぜスルーしてよいのかというと、抽出方法によってその原料からとれるプラセンタエキスの量がまちまちですし、上記の3でご説明したように抽出されたプラセンタエキスの中にどんな成分がはいっているかは抽出方法によって違いますから、どれだけのプラセンタ(原料)を使っているかという数字で比べるのは意味がありません。
  3. 「プラセンタにはこんないい成分が入っていますよ」と書いてあっても上記の3の理由でそのサプリにその良い成分が全部入っているとは限らないのです。

ざっとまとめていみましたが、自分にとって本当に良いプラセンタを選ぶために参考にしていただければ幸いです。選んだプラセンタで明日と未来の自分が全然違います。これは確かです.....

きっと!!
日本生物製剤のプラセンタサプリ以外飲んだことがないので、実証実験ができていませんが、他のプラセンタサプリを飲んでいたとしたらきっと違う還暦越えの私だったと思います。